FAQ

よくあるご質問

A. ほとんどのピアノは修理して使うことが可能です。ネズミなどの虫害や、響板のひび割れ等がなければ比較的低予算で修理も出来ます。特に愛着があるピアノの場合、修理して使いたいと言われる方が最近増えてきました。昔のピアノの木材は質が良いと言うのは良く聞く話だと思いますが、むやみに新品に買い換えるのではなく、治せるものは修理して大切に使っていく時代が到来したと思います。調律や調整をする事によって思った以上に素晴らしい音が復活します。もちろんお金と時間をかけるほど、良くなるのですが、ご予算と状態に合わせて実施いたしますので、ご相談ください。

A. 外装磨き、内部掃除、鍵盤掃除、調律以外の調整(整調、整音、修理など)もいたしますので、あくまでも目安ですが、毎年実施していただいてる場合で1時間半から長くても2時間位でほとんどの場合は出来ますが、しばらく実施していない場合ですと、最低2〜3時間はみていただきたいと思います。これはアップライトピアノ(縦型)の場合で、グランドピアノの場合はより作業項目と外装の面積も増えますので、1.5倍ほどかかかります。

A. 特にいつが良いというのはありません。お客様が調律しようと思いたった時が調律するのにふさわしい時です。梅雨時期だからいけないとかいう事もありません。逆に湿気の多い場所にピアノが置いてある場合、雨が続いた時期の方が、問題のある所が発見出来たりするメリットがあったりもします。むしろなるべく同じ時期に調律する事が重要で、音の安定も、コンディションも良くなる傾向にあると思います。半年に1回以上がベストだとは思いますが、例えば6月と12月では温度や湿気の状態がかなり違うので、半年に1回するよりも1年に1回にした方が安定する場合もあります。これは、ピアノの置いてある環境はそれぞれに違いますし、土地や場所によっても違うので一概にはいえませんが、同じ時期に定期的に実施している方が安定する確率が高い傾向にあるのは事実だと思います。

詳しくはブログの(ピアノと冷暖房)をお読みください。何かヒントがありましたら幸いです。

A. 一般家庭でお子様が弾く程度でしたら、1年に1回で良いと思いますが頻繁に弾かれる方や、音に敏感な方などは絶対音感が有る無しに関わらず、半年くらいで狂った音に耐えきれなくなる事もあります。地下にピアノが置いてあったり、イベント会場やホールなどでは、人の出入りも多く、温度差や湿度変化も大きいので2ヶ月くらいで、激しく狂う事もよくあります。また、古くなったピアノでは狂いやすくなって半年に1回の定期で実施しないとコンディションが保てないものもあります。もちろん 演奏会やレコーディングの前などには、調律した方が良いのは言うまでもありません。

A. たとえ機械を使って調律したとしても「人間」が調整する訳ですから、個人で全く変わってきます。どんな企業でも「らしさ」というものがありますように、個人でも「らしさ」というものはあります。ピアノ演奏や音楽を芸術(自己表現)と定義した場合、それに関わるすべての事も芸術(自己表現)的でなくてはならないと考えています。然、調律師の個性や考え方や生き方が最終的に音にも現れるものと考えています。私のような個人の調律専門で経営している立場では、知名度や、ブランド力も大手企業に比べるとございませんので、プラスアルファを、料金設定や、技術力の向上に求めることも多くなります。ほとんどがピアニストやピアノの先生、お客様からのクチコミ、ご指名、ご紹介で成り立っている部分が大きいですので、同業他社様との違いを常に考えて日々精進していなければいけないと思っております。道具一つでも音は変わります。ブログの道具をお読みください。

A. 使わないからダメになるという事はありませんが、楽器は音を出してこそ楽器です。使っていなければ確実にコンディションは落ちていきます。「使っていないから音も狂っていない」ということはありえないことで、使ってなくても定期点検は必要な楽器です。

A. 冷房や暖房は入れてもかまわないのですが、急激な温度変化はピアノには良くありません。金属部分に結露が出来て錆の原因になったりします。ファンヒーターなどのように急激にあったまるようなものはなるべく避けたい所ですが、電気ストーブでは手も体も暖まりません。ファンヒーターなどは直接ピアノに風が当たらないようにして使うといいでしょう。エアコンの場合もなるべく直接風が当たらないようにしてください。風が当った所だけ温度が変わり音が狂いやすくなりますし、塗装が傷んだりしてしまいます。可能ならば、ホームセンターなどで売ってある温湿計などをピアノの近くにおいて管理するのが理想的です。必要ならば湿度おまかせ機能のある除湿機を導入する事をお勧めします。ご相談ください。 ピアノに最も適した温度は15〜25℃で湿度は50〜55%くらいです。
 
調律と温度の関係などについて、詳しくはブログに書いていますのでコチラをクリックしてみてください

A. 部屋の中で移動する程度なら、必要ないと思いますが、部屋から部屋への移動や、環境が大きく変わったときなどは念のため見ておいた方がいいと思います。自分たちで運んで衝撃を与えたり、温度差があったときには狂いやすいので、引越など長時間のトラックの移動などで振動の影響がある場合は、念のために点検をおすすめします。引越など長時間のトラックの移動などで振動の影響がある場合は、念のために点検をおすすめします。

A. ピアノの音量はかなり大きく、特にマンションなどでは弾く時間帯などに気を使うと思います。一戸建てでも隣近所に対する音の問題は避けられないことです。消音ピアノとは、名前の通り音が消せるピアノの事です。メーカーの新品の状態で売られているものもありますが、既にお持ちのほとんどのピアノに後で取り付ける事が出来ます。鍵盤の下に光センサーを取り付けて、タッチに応じて強弱や発音タイミングなどの情報を読み込みます。ピアノのハンマーが、弦に当る前にストッパーに当たり音を消して音源ユニットのピアノの音をヘッドフォンから音を出したり、スピーカーから音を出したりする事が出来ます。つまり、出てくる音は電子の音ですが、ピアノの音は完全に消す事が出来る優れものです。これでリビングにあるピアノも家族の人に気兼ねなく弾く事も出来ます。オープンプライスになっておりますので取り付けに関してや、技術料、金額などの詳しい情報や資料請求についてはご相談ください。

県内屈指の取り付け実績を誇ります。(KORGハイブリッド)

※ 一部取り付けできないピアノも有ります。

ただいまご時世により国産メーカーが生産停止しております。アジアの会社の代替え品はございます、お問い合わせください。

 A. 必要です。新しいから狂いにくいのではなく、新しいからこそ狂いやすいのがピアノです。製造後間もないピアノは全体がなじんでくるまでに2〜3年はかかります。木部やフェルト類、金属部分などが多く使われていますので、安定するまでに時間が必要です。ですから新しいうちはこまめに調律以外の調整も必要な場合がほとんどですので、音の狂い、各部の調整部分の狂いがなるべく大きくならないうちに修正していった方がベストです。納入調律(無料調律)後は3ヶ月〜半年後で、その後1、2年の間は半年に1回が望ましいと思います。新しいからといって放っておくと悪循環に陥り、結果的に寿命も短くなってきます。何事も最初が肝心だと思います。

A. ピアノを習われている場合や、趣味で時々でも弾かれる場合は、当然弾く時間も多くなるので、狂いも大きくなりますが、通常は1年に1回で良いと思います。誰も弾く人がいなくて、ほとんど触っていない場合などは、弾いていないので調律はもったいないという気持ちはわかりますが、ピアノの内部には放っておいてもほこりが侵入します。ンスの衣類に穴をあける虫類は、ほこりがある方が侵入する確率が高いそうです。当然カビの発生率も高くなります。時々は鍵盤の下も掃除機がけをした方が虫類は侵入しにくいというデータもあります。しばらく着ていない洋服に穴があいているのはよくある事と思いますが、それと全く同じで、ほとんど弾かない状態ですとクロス、フェルト類の被害に遭う確率も高くなります。


またピアノに多く使われている内部の金属類は、時々磨いていないと錆びてくる上、音は弾かなくても自然に下がって(狂って)きますので、今後ピアノを使う可能性があるのでしたら、全く弾いていなくても可能ならば1年に1回。無理なら少なくとも2〜3年に1回は診ておいた方が良いと思います。どうしても売却したいとお考えの方はご相談ください!

A. このようなケースがよくあります。一番伝えたいことが一番伝わりにくい問題かも知れません。せっかく大がかりな修理をしたり、オールメンテナンスやクリーニングなど、お金をかけたので、1度大きな事をすれば、しばらく見なくても良いと思うお気持ちはわかりますが、せっかくお金をかけて修理したのに次からまた放っておくケースは正直「もったいないな」と思います。前回お金がかかったという事は、それだけピアノが傷んでいたことで、調律はもちろんですが、それ以外にも大幅な修理や修正を加えています。それだけピアノに負担がかかっている状態だったわけですから、むしろ次回の調律(調整)こそが重要になってきます。本来なら2、3年間隔を空けるのは残念な事で(状態は必ず逆戻りしようとします)1年後とかよりも、半年とか8ヶ月くらいでもう一度お伺いできたらより良い状態へ復活していけると思います。